負けるたびに老けていくアクションゲームということで
前々から気になっていた『師父-Sifu-』
アクションゲームの中でも功夫をメインに扱った作品に触れるのは初めてで、
新鮮さとカッコよさに惹きつけられました。
難易度はやや高めなものの、エンジョイ勢の自分でもクリアできるレベルになっています。
今回はそんな『師父-Sifu-』を簡単にレビューしていきたいと思います!
個人的評価
シナリオ | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★★☆ |
ボイス | ★★★★★ |
BGM | ★★★★☆ |
システム | ★★★★☆ |
総合評価 | ★★★★☆ |
プレイ時間 | 約4時間(5ステージクリア) |
父を殺された復讐というシンプルなシナリオで
次々に悪党を倒していく様が功夫映画のようで楽しかったです。
『師父-Sifu-』とは
機種 | PC/Nintendo Switch/PS5&PS4/Xbox SeriesX&S |
ジャンル | クンフーアクション |
価格 | 各ストアDL Standard版 4,180円 Steam Deluxe版 5,920円 EpicStore Deluxe版 5,180円 PSStore Deluxe版 5,170円 |
対象年齢 | 『CERO C』(15歳以上対象) 『IARC 16+』(16歳以上対象) |
発売日 | 2022年2月8日(PC&PS4&PS5) 2022年11月9日(Switch) 2023年3月28日(Xbox) |
3種類の難易度で楽しめる
当初はなかったそうなのですが、今から始める人は難易度設定が可能になっています。
・入門生
・直弟子
・達人
3種類あり、アクション系が苦手な人でも得意な人でも
楽しめるようになっています。
とはいっても一番簡単な「入門生」でもそれなりの歯ごたえになっているので、
苦手な方はまず練習から入った方が良いかもしれません。
エンジョイ勢の自分は「入門生」で何とかクリアできました。
アクションに自信のある方は「直弟子」から始めても良いかも。
功夫アクションがカッコイイ
掌底、足払い、投げ技にその辺に落ちているものや
敵が落としたものを武器として使うなど、とにかくアクションがカッコイイ。
敵の体力がある程度減った時に、
2つのボタンを同時に押すフィニッシュ攻撃が発生するのですが、
そのアクションがまたカッコ良く、決まると気持ちがいいです。
ボス戦は1対1になりますが、雑魚戦は多数と戦います。
雑魚だと思っていても、数が多く囲まれてしまうとボコボコにやられてしまいますし、
すぐに倒れるかと思ったら意外としぶとい敵もいます。
雑魚の中でもとくに厄介だったのが巨漢タイプ。
突進による攻撃は上手く避けないとすぐに倒されてしまいます。
無双ゲームのように、ただ攻撃を続けているだけでは勝てず、
敵の動きを見て、ガードしたり受け流したりと
反射神経と判断力も必要になってくるので慣れないうちは苦戦します。
倒れてもすぐゲームオーバーにはならない
このゲームの一番の特徴として、
敵にやられてもすぐにはゲームオーバーにはならないこと。
ただし何のペナルティもなく復活できるわけではなく、
1歳ずつ老けていくというユニークなシステムがこの作品の魅力になっています。
特に何のデメリットもないかも?
と最初は思っていたのですが、当然のことながら歳を取れば動きが鈍くなってきます。
スタート時の20代から歳を取れば取るだけ、攻撃速度が遅くなり体力も落ちてきます。
その代わり攻撃力は上がるのですが、受けるダメージも大きくなるので、
油断すればあっという間に50代60代に…
70代が上限で、そこでやられてしまうと完全にゲームオーバー。
コンテニュー回数が限られている死にゲーという感じでしょうか。
慣れないうちは最初のステージでかなり歳を取ってしまうかもしれませんが、
ステージは繰り返しプレイできるので、全5ステージ中、
1つのステージをどれだけ若いままでクリアできるかを目指すようになってきます。
どうしてもクリア出来ないという人は、
ステージ途中にある「社」で若返ることもできるので試してみてください!
まとめ
カッコイイ功夫アクションと倒れるたびに老けていくユニークなシステム、
最初こそ難しくて投げてしまいそうになりますが、
慣れてくると自分なりのやり方が掴めてきます。
1ステージのプレイ時間も短めなので、気軽にできるのも良いところ。
現在(2024年10月時点)Game Passユーザーは追加料金なしでプレイできるので、
少しでも気になった方はぜひプレイしてみてください!