軌跡シリーズ20周年記念、前作『黎の軌跡Ⅱ』の続編にあたる『界の軌跡』
シリーズは『閃の軌跡』(PS3版)から追っていて、
この作品の発売もとても楽しみにしていました!
前作まで残っていた謎はどうなったのか?
今回はどんな苦難が待っているのか?
『閃の軌跡』や『空の軌跡』から出てくるキャラがどう活躍するのか?
などなど気になることだらけ。
今回はそんな『界の軌跡』を簡単に(ネタバレなし)レビューしていきたいと思います!
個人的評価
シナリオ | ★★☆☆☆ |
グラフィック | ★★★★☆ |
ボイス | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★☆ |
システム | ★★★★☆ |
総合評価 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 約38時間 |
シナリオ以外は前作からの進化をしっかりと感じました。
『界の軌跡』とは
機種 | PS4&PS5 |
ジャンル | ストーリーRPG |
価格 | 通常版 8,800円 限定版 11,550円 ダウンロード版 8,800円 |
CERO | C(15歳以上対象) |
発売日 | 2024年9月26日 |
肝心のシナリオが…
※少し厳しめな感想になります。
残念だったのがシナリオ。
それ以外はしっかりと進化を感じていたのですが、肝心のシナリオが残念な内容でした。
全体的に説明不足で、最後まで謎が謎のまま終わってしまいます。
続編があるとはいえ、一つの作品なので納得いく終わり方をしてほしかったのと、
もう少し説明が欲しかったです。
最後のシーンは
「なんで?どうして?何をしてるの?」
と若干置いてけぼりを感じるほどに。
メアの正体は?
保険で出てきた人らの目的は?
身喰らう蛇の目的は?
前作の謎は解けず、新たな謎が増えて終わってしまった…という感じです。
次回こそはしっかりと説明してくれることを願います。
戦闘はサクサク進んで楽しい
フィールドでの戦闘に覚醒モード(一部キャラのみ)が追加されていたのですが、
覚醒中は無双できるので強敵でもサクサクと倒せて気持ちよかったです。
コマンドバトルの方ではB.L.T.Z.システムが追加されており、
連携、サポートによる強化などプレイの幅が広がっていて、
スピーディな戦闘になっているのが個人的には一番嬉しかったですね。
シームレスなのでリザルト画面などでテンポを狂わされることがなく、
次から次へと倒していけるのでまったくストレスを感じませんでした。
上記のように戦闘面については
前作より進化していて更にスピーディになっており、楽しくプレイできました。
演出面も進化
・リィンとシズナの対決シーン
・ヴァンとアニエスのシーン
・とあるキャラとヴァンの対決シーン
光の加減、視線の動き、身体の動きなど演出面での進化をしっかり感じました。
目が離せなくなるシーンが多く、見ていて胸が熱くなることも。
特にバトルシーンは必見です!
やりこみ要素は薄め?
今作のやりこみ要素である『黒の庭城(グリムガルテン)』ですが
個人的には物足りなく感じました。
グリモワール解読によるアイテム獲得は魅力的でしたが、解読するためのトークンは町中でも手に入るので、無理に庭城を周回する必要もなかったです。
追憶の台座で見られる記録や、
本編で選べなかったコネクトイベントを見られるのは良かったです。
一周目ですべてのイベントが見られるのは有り難かったですね。
最後のボスを倒したあとに出てくる例のキャラや、矛盾する情報など、
このあたりの謎も次回作では解明されることを願います。
まとめ
シナリオ面に関しては不満が残りますが、演出と戦闘は進化していて、
十分に楽しめる内容になっています。
引き伸ばした分、次回作ではきっちりと説明してくれる…はず。
賛否両論あるかとは思いますが、キャラクターや世界観の魅力は変わらず良いので、
気になった方はぜひプレイしてみてください!