SONYのウォークマン『NW-A50Series』を約2年間使い続けてみた感想

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スマホで音楽を聞くのが当たり前になっている昨今、
わざわざ音楽プレーヤーで聞く人も少なくなってきているのではないでしょうか。
とはいえスマホだと容量の問題や、通知などでゆっくりと音楽を聞けなかったりと不便な部分も出てきます。

特にゲームのサントラをよく聞く自分は、スマホにいれるより音楽プレーヤーにいれて聞いたほうが容量も手間も楽なので音楽プレーヤーは欠かせません。
今回はそんな自分が約2年間使っている音楽プレーヤーSONYさんのウォークマン『NW-A55』を簡単にレビューしていきたいと思います。

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SONY『NW-A55』メリット&デメリット

◇良かったところ
・Bluetoothレシーバー機能があること
・コンパクトなサイズ感
・有線無線両方とも使えること
・ハイレゾ音源に対応していること
・microSDメモリーカード対応していること
・DACとしても使えること

◇イマイチなところ
・Bluetooth接続時の再生時間が短いこと
・生産終了してしまっていること
・滑りやすい素材のため落としてしまうことがある
・充電ケーブルがTypeCなどではなく独自のもの

SONY『NW-A55』スペック

価格20,000円前後(生産終了のため中古価格)
容量16GB
対応フォーマットMP3/WMA/ATRAC
ATRAC Advanced Lossless
FLAC/WAV/AAC
HE-AAC/Apple Lossless
AIFF/DSD/APE/MQA
Bluetoothバージョン4.2
対応コーデックSBC/LDAC/aptX/aptXHD(送信)
SBC/LDAC/AAC(受信)
FMラジオ
USB DAC
充電時間約4時間
再生時間最大45時間(有線接続時)
最大20時間(Bluetooth接続時)
※ノイキャンやフォーマットによって差があります
ノイズキャンセリング機能対応
microSDメモリーカードmicroSD
microSDHC
microSDXC
重さ約99g

高音質化技術のおかげで満足いく音質に!

物理ボタンもあります。

SONYさんの独自技術『DSEE HX』により、MP3などの圧縮音源を高音質化してくれるおかげか、他のプレーヤーで聞くよりも音が良く感じられます。
具体的にどうこうといった説明はできないのですが、こもっていた音が広がっていくような感じを受けました。
もちろんこれは使用するイヤホン・ヘッドホンによって変わるので確かな事は書けませんが、少なくとも自分の環境では音質の向上を感じました。

ハイレゾ対応ということで、
ハイレゾ音源とそれに対応したヘッドホンで聞いてみたのですが、こちらも中々良いです。
音の数が増えたといいますか、「この曲こんな音が出ていたのか」と驚くことも。
本機以外にハイレゾ対応のイヤホン・ヘッドホンが必要になってきますが、音の解像度が変わってくるので一度体験してほしいですね。

microSDカードが使えるので曲数を気にせずに済む

本機の容量は16GBと少なめなのですが、microSDカードに対応しているのでお好きな容量に増やせます。
「16GBじゃ正直足りない…」という方はmicroSDカードを追加しても良いですし、
「頻繁に曲を入れ替えるから必要ない」という方はそのまま使っても良いですね。

自分は買ったサントラを片っ端から突っ込んでいるので、サントラだけでも5000曲ほど入れています。
できるだけ良い音質で聞きたくて『FLAC』で入れているものもあるため、
それなりの容量がないと入りません。
なので256GBのmicroSDカードに入れています。
それ以上のものが対応しているかはわかりませんが、少なくとも256GBまでは認識してくれました。

楽曲管理ソフトは…

SONYさんの専用ソフトである『Music Center for PC』があるのですが、自分はどうにも使いづらく、
『MusicBee』というソフトを使っています。対応オーディオ形式が豊富ですし、ハイレゾ音源にも対応しており、自分好みにカスタマイズできる点が素晴らしいので、楽曲管理ソフトに迷った場合はこちらもオススメです。

使い方などは検索すれば出てくるので、『Music Center for PC』が使いづらいと感じた方は
『MusicBee』をお試しください。

ここがイマイチ

Bluetooth接続時の再生時間が短いこと
有線と違いBluetoothだと再生時間が短くなっています。
仕方ないとはいえ、もう少し再生時間が長いと良かったのですが…

生産終了してしまっていること
残念ながらこのシリーズは生産が終了しており、現在中古でしか手に入りません。中古ですがウォークマンの中では手に取りやすい価格ですので、中古でも良い方はぜひお試しを。

充電ケーブルがTypeCなどではなく独自のもの
『WM-PORT』専用ケーブルになっているため、通常のUSBケーブルとは違います。断線した場合など、予備を購入しておかないと近くのお店にない場合があります。

TypeCなどのUSBポートではありません。

まとめ

◇こんな人にオススメ!
・スマホではなく専用プレーヤーで音楽を聞きたい方
・ハイレゾ対応の音楽プレーヤーをお探しの方
・音質にこだわりのある方

SONYさんのウォークマン、最新のA300シリーズは40,000円をこえてしまうので「そこまでは出せない…」という方はこちらの『NW-A55』がオススメです。生産が終了しているとはいえ、ウォークマンの中ではシンプルな機能で使いやすいため中古でもオススメできます。
手頃な価格でハイレゾ対応プレーヤーをお探しの方、一度試してみてはいかがでしょうか。

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